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フットサル競技規則 ☆ その3 ☆

今回は、キックイン・ゴールクリアランス・コーナーキックについて、解説します。

 

【キックイン】

サッカーのスローインにあたるものです。

ボールがタッチラインから出たら、出た側の審判がその地点まで素早く移動し、一方の腕を、キックするチームの攻撃方向やや斜め上にのばします。その後キックインする競技者の背後に位置し、蹴る準備ができた時点で4秒のカウントを開始します。逆サイドの審判は、それを前方から対角線で挟むような位置に移動して、次のプレーに対応できるようにします。

キッカーが以下の点に違反したら、相手チームのキックインとなります。

 ・軸足をタッチライン上、またはタッチラインの外のピッチ面につける。

 ・ボールは、出た地点のタッチライン上、またはその外側で25㎝以内の場所に、静止した状態で置いて蹴りいれる。

 ・蹴る準備ができてから、4秒以内に蹴らなければならない。

 ※ 基本的にキックインにはやり直しはなく、タッチラインの外側に置いたボールを蹴ってピッチ内に入らなかった場合も、相手チームのキックインとなります。

相手競技者は、5m離れなければならず、注意しても離れなければ警告されます。

キックインから直接相手ゴールに入ったらゴールクリアランス、自分のゴールに入ったらコーナーキックが相手チームに与えられます。

ボールが天井に当たった場合、その地点に最も近いタッチラインの地点から、最後にボールに触れた競技者の相手チームにキックインが与えられます。

 

【ゴールクリアランス】

サッカーのゴールキックに当たるもので、ゴールキーパーが自陣のペナルティエリアの任意の場所からボールを投げ出します。(蹴った場合はやり直し

ボールがゴールラインから出たら、出たのを確認した審判が、ゴールラインに近い方の腕を前方に上げて、ペナルティエリアの方向を指します。その後、ペナルティエリアラインの延長線上に移動し、4秒のカウントを開始します。

GKが、ペナルティエリア外に直接ボールを投げ出した時にインプレーとなります。よって、以下の場合はやり直しとなりますが、4秒のカウントは、続けて再開されます。

 ・GKが投げようとしてボールを抱えたまま外に出てしまった場合

 ・GKの味方競技者がペナルティエリア内でボールを受けた場合

GKが投げ出したボールが、ピッチにも競技者に触れることなくハーフウェーラインを越えた場合、相手チームに間接FKが与えられます。再開場所は、ハーフウェーライン上の任意の地点です。(3種以下のルール)

 ※ 関連して・・・GKが、自陣から投げても蹴っても(ペナルティエリアの外でも)、直接ハーフウェーラインを越えたら違反です。

このルールの違反を見逃さないために、ゴールクリアランス時、一方の審判は、ハーフウェーラインをボールが直接越えない確認できる場所に位置します。

相手競技者は、ペナルティエリアの外にいなければならず、GKを邪魔したら、やり直しとなり、4秒のカウントも、最初からやり直します。

ゴールクリアランスから直接得点はできず、相手チームのゴールクリアランスとなります。

 

【コーナーキック】

ボールがゴールラインから出たのを確認したら、両方の審判がシグナルを行います。ゴールラインに近い方の腕を下方に伸ばして、それぞれ自分に近い方のコーナーアークを指します。その後、キックする側の審判は、ゴールラインから5mほど離れたタッチライン上に移動し、4秒のカウントを行います。逆側の審判は、ゴールライン延長線上のコーナーアークの後方に位置しゴールを監視します。

ボールはコーナーアーク内に静止した状態で置かれ、守られなかった場合はやり直しとなりますが、4秒のカウントは続けて再開されます。

相手競技者は5m離れなければならず、注意されても離れなければ警告となります。

4秒ルールの違反があった場合は、相手チームのゴールクリアランスとなります。

 

次回は、フリーキック関連について解説予定です。

 

フットサル競技規則について ★ その2 ★

今日は、キックオフ・交代・4秒ルールについて、確認をします。

 

【キックオフ】

主審はベンチがある側のタッチラインの外側で、ハーフウェーラインからやや後方に位置し、一方の腕をキックオフするチームの攻撃方向に向けて水平に伸ばして、キックオフの笛を吹きます。

第2審判は、逆側のタッチラインの外側で、守備側競技者の後方から2人目のラインにつきます。

今回、「警告や退場となる違反が起こるたびに、2人の審判の受け持つサイドを入れ替える」~という新しいルールができましたが、キックオフの笛は、必ず主審が吹くことになっています。

キックオフの際、注意する点を以下に記載します。

・それぞれの競技者は、自陣ハーフ内にいて、かつ、センターサークルの外にいなければならない。

・ボールは、センターマーク上に置かれ、静止させた状態で蹴らなければならない。

・ボールが蹴られて前方に移動したとき、インプレーとなる。

 → 以上の点が守られなかった場合、キックオフはやり直しとなります。

・キックオフから直接、得点はできない。

 → 相手ゴールに入ったら、相手チームのゴールクリアランス、自分のゴールに入ったらやり直しとなります。

・キックオフした競技者は、ボールが他の競技者に触れることなく再びボールに触れることはできない。

 → 違反した地点から、相手チームの間接フリーキックとなります。(手や腕で触れたら直接フリーキック)

 

【交代】

交代における注意点です。

・交代は、交代ゾーンから自由に交代できる。ゴールキーパーも同様であり、交代のための時間は与えられない。

・交代により退いた競技者は交代要員となり、再び試合に参加できる。

・ピッチ内の競技者がゴールキーパーと入れ替わる場合、試合の停止中に審判にその旨を通知しなければならない。

「交代ゾーン以外からの出入り」、「交代要員がビブスを手渡しせず投げて渡す」のは、警告(イエローカード)となる違反である。

 → 違反があった時にボールがあった地点から、相手チームの間接フリーキックとなります。(アウトオブプレー中ならその時の再開方法)

 

【4秒ルール】

DSCF0043キックイン、フリーキック、コーナーキック、ゴールクリアランス及び、インプレー中のゴールキーパーの自陣

でのボールキープにおいて、4秒を超えた場合、反則となります。(キックオフとPKには適用されません)

そのプレーの近くにいる審判は、4秒をカウントしなければなりません。

・シグナルは、グーの形で片方の腕を上げ、人差し指→小指の順に指を立てていく。但し、フリーキックはシグナルを行わない

・4秒99を超えて、5秒になった時点で笛を吹く。

・4秒のカウントは、ボールをプレーできる状態になったときから数え始め、時間稼ぎと思われる動作を容認しない。

 → 違反した場合の再開方法は・・・

 キックイン→相手チームのキックイン

 フリーキック→相手チームの間接フリーキック

 コーナーキック→相手チームのゴールクリアランス

 ゴールクリアランス及びゴールキーパーの自陣内のボールキープ→相手チームの間接フリーキック(違反した地点が、ペナルティエリア内の場合、その地点に最も近いペナルティエリアライン上から)

 

次回は、キックイン・ゴールクリアランス・コーナーキックについて確認予定です。

 

 

フットサル競技規則について ★ その1 ★

フットサルシーズンが始まる前に、ルールや審判方法の確認をしましょう :-)

 

フットサルにおいて審判を行う場合、主審第2審判の2人が共に笛を吹き、カードを出して試合をコントロールします。

2人の審判は、基本的にタッチラインの外側に位置し、プレーを対角線で挟むようにしながら両ゴールラインの間を行き来します。

また、一般の試合では副審(第3審判、タイムキーパー)が置かれ、アウトオブプレーになった時に時計を止めたり、タイムアウトの合図をしたりしますが、我々が参加する少年フットサルの試合は、ランニングタイムで行われることがほとんどで、タイムアウトを要求できる試合も無いと考えてよいでしょう。

以下に、少年フットサルの試合において、サッカーと異なるルールのポイントを、挙げてみます。

 

1チームの競技者は、ゴールキーパーを含む5人であり、3人未満では試合は成立しない。

交代は交代ゾーンから自由に交代でき、退いた競技者は、再び試合に参加できる。

ボールがタッチラインから出た時には、スローインではなく、足で蹴ってキックインを行う

サッカーのゴールキックに当たるものが、ゴールクリアランスであり、ゴールキーパーが手で投げて行う。

直接フリーキックとなるファールを累積し、6つ目から得点を狙った壁無しのフリーキックを行うというルールがある。

キックイン、フリーキック、コーナーキック、ゴールクリアランス及び自陣内でのゴールキーパーのボールキープの際、4秒を超えると反則となる。

ゴールキーパーに関して反則となる、特別なルールがある。(再開は相手側の間接FK)

  ゴールキーパーが、自陣内からプレー(投げても蹴っても→ゴールクリアランスを含む)したボールが、ピッチにも競技者にも触れることなく、ハーフウェーラインを越えた場合。(15歳以下のルール)

  ゴールキーパーが、自分から出したボールを、相手競技者が触れることなく、味方競技者から自陣内でパスを受けた場合。

 

次回からは、色々な競技規則について、順次、解説していきたいと思います!!

秋の金沢市審判講習会

 

さわやかな秋晴れの下・・・

DSC_0265  DSC_0259 DSC_0266 DSC_0264 DSC_0263 (写真提供:富樫SSS審判部長)

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9月29日(日)、大豆田グランドにて金沢市主催の審判講習会が行われ、Ⅲ部から2名、Jr部から5名、副審として参加されました。

Ⅲ部のお二人は、4級審判として既に何試合もこなされ、更なるレベルアップに挑戦されていましたが、Jr部の方々は、まだ資格すら取得されておらず、副審としての試合経験も、ほとんど無い状態です。

にもかかわらず、自発的に参加して下さり、当日は疑問点をSIの方にぶつけるなど意欲的で、今後のご活躍がかなり期待されそうです!!

7人の3級審判員

9/15、市長杯の準決勝と決勝の試合が行われる際、本部選任のハイレベルな審判の方々のジャッジが見られる~とコメントしましたが、そのハイレベルな審判の中に、富樫SSS審判部の精鋭が混じっていらっしゃいました!!(失礼致しました~ :oops:)

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我がチームには、体力・知力の厳しいテストに合格した3級審判員の方が、7人も(!)揃っておいでです

その動きを見て参考にするだけではもったいない!!日頃の疑問点を確認したり、自分が審判をする様子をチェックしてもらうなど、積極的に、関わっていただきたいと思います。

第35回金沢市長杯少年サッカー大会 2部&3部

以下の写真は、9/14大豆田グランドにて、我が富樫SSS審判部2部&3部の皆さんの、ご活躍の様子です。

(左:主審、スローイン 中:副審、ゴールキック 右:副審、オフサイド)

 

DCF00166.JPG   DCF00169.JPG   DCF00168.JPG

 

再び夏に戻ったような暑さの中、試合コントロールに集中されている姿は、とても素敵でした!

明日は、準決勝と決勝の試合が行われますが、審判は本部より任命された、ハイレベルな方々が担当されるはずです。

応援にいらっしゃる審判部の方は、色々と参考になさって、今後の活動に生かしていただけたら~~と思います。

祝!2,013年 FIFAフェアプレーデイズ

「国際サッカー連盟(FIFA)より 本年のFIFAフェアプレーデイズを  9月6日(金)~10日(火) とする 旨の連絡が入りました。」(日本サッカー協会からの連絡文書より)

この日は、世界中の全ての選手、コーチ、審判、そしてファンの皆さんに、

『フェアプレーの精神と敬意を示すことこそ、サッカーをプレーする最良の形であることを見失ってはならない』

ということを、改めて思い起こさせる日~~とされているそうです。

この期間中に行われる各種大会、試合等においても、様々な企画が行われると考えられますので、皆さん、どうぞご協力願います!

 

我々審判部としても、より一層のフェアプレーを訴えるためにできること(試合終了後の握手を勧めるなど)を、再確認する日としたいものです。

 

得点時の主審の対応について (石川県&金沢市)

ご承知のとおり、サッカー競技規則では、「主審は得点時に笛を吹く必要はない」と明記されていますが・・・。

 

金沢市の4種大会に限り、得点を明確に示すため、ローカルルールとして、得点時に笛を吹くことが推奨されています。

(金沢市少年サッカー育成協議会審判部より、再確認のお知らせがありました。)

主審をされる場合には、よろしくご対応下さい!!

平成25年度OB大会が開催されました

平成25年度OB大会は8月16日(金)に開催され、総勢55名のOBの方が参加されました。

OBのみなさん参加ありがとうございました!

 また来年も皆様のご参加を楽しみにいたしております。

OB大会25,8,16−1-1

Ⅲ部 ロータリーカップ3位入賞!

Ⅲ部が08月17・18日開催のロータリーカップにおいて3位に入賞しました。

厳しい暑さの中、がんばりました!

 

おめでとう!

さらなる活躍を期待しています!

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