11月27日(水)19:00~21:00、長坂台体育館において、副団長を講師にお呼びし、Ⅰ部とⅡ部合同のフットサル審判講習会が開催されました。
参加者以外にも、多数の見学者があり、ルールの確認、基本的な動きやシグナルの出し方を、学ぶことができました。
試合を通して体験する形で、終わるころにはかなりの理解が得られたとのことです。
尚、キーパーのフィードに関して疑問点が挙がり、議論になったそうですので、再確認いたしますが・・・。
☆キーパーが、自陣(ペナルティエリア内外にかかわらず)から投げても蹴っても(どんなキックでも)、ピッチか競技者に触れずに直接ハーフウェーラインを超えた場合は、相手チームに当該ライン上の任意の地点からの間接FKが与えられてしまいます。
これについては、3種以下特有のルールで、キーパー対キーパーの相手ゴール前への投げ合いや蹴りあいになってしまったり、その結果として簡単に得点が入ってしまうケースが多々見られ、フットサルを学ぶ途中の選手にとって、そういう状態は好ましくない~という判断から発したルールであると聞いています。
ルールを正しく理解し、選手の皆さんと指導者、審判(そして応援する方々!)が一体となり、充実した試合内容にしていけたらいいですね♪
11月24日に行われたU-11 チャンピオンシップ大会においてⅡ部が準優勝しました!
決勝戦は惜しくもPK戦で敗れるというある意味不運な結果でした。
ゲーム内容はよかったので、この悔しさをバネに次は優勝を目指そう!
12月7日(土)、14日(土)、15日(土)、額谷ふれあい体育館において、金沢市少年サッカー育成協議会主催のフットサル審判講習会が開催されます。
午前9時集合、約1時間の講義のあと、実技講習を行い、お昼頃に終了予定とのことです。
参加ご希望の方は、各部審判部指導部までご相談ください~(*^_^*)
※ 11月30日に、締め切られました。参加者の皆さん、頑張ってください!
11月9日、長坂台小学校グランドにて、Ⅰ部とⅡ部合同の審判講習会が行われました。
指導部陣と試合や育成会審判部の皆さんとのスケジュール調整が難しく、全員参加とはいきませんでしたが、逆に、個のレベルに合わせたアドバイスができ、有意義な会となりました。
『それぞれの役割を理解してジャッジする』。
主審については、初心者に近い方には、「S字の動き」を理解していただいた結果、最初はセンターサークル付近にとどまりがちだったのが、グランド全体を走れるようになったり、しっかりジャッジが出来ている方にも、もっと動ける旨を指摘した結果、改善が見られたようです。
また、副審については、皆さん経験を積んでいらっしゃるものの、A1をする際、ベンチコントロールが必要であることを確認したり、なかなか時間はとれなくても、審判全体での試合前の打ち合わせが重要なことなど、改めて確認しました。
すでに各種文書や記事については訂正済みですが・・・。
キックインについて、「やり直しは無い!」という解釈の訂正のお知らせが送られてきました。
※今までは、ボールをタッチラインの外側25センチ以内に置いて蹴りいれた際、ピッチ内に入らなければやり直し~としていましたが。。
すなわち、キックインにおいて、ボールを置くポイントが違う場合・ボールの不静止・外への蹴りだし・4秒ルール違反・軸足が完全にピッチ内に入った場合など、すべてキッカーの違反であり、相手チームのキックインとなります。
審判部の皆さん、また選手の皆さんも、再度、キックインについてルールの確認をお願いします!
11月2,3日に行われた第9回MRO杯争奪 少年サッカー大会においてⅠ部が見事優勝しました!
まめだグランドでの小学生最後の試合を見事に飾りました。
10月20日、長坂台小学校において、3部とJr部を対象とした審判講習会が開かれました。
◎主審のポイント◎
・ボールの位置にしっかり動くこと
・シグナルをはっきりと示すこと
・笛を大きくはっきりと吹くこと
・反則をどんどん取ってみること→カードを出してみる
◎副審のポイント◎
・サイドステップを駆使してしっかり動くこと
・シグナルをはっきり示すこと
・オフサイドをどんどん取ってみること→シグナルの確認
当日は、保護者の参加者は経験が浅い方がほとんどだったため、主に副審をされました。
判断が難しいオフサイドについては、前回より自信を持ってフラッグを上げられるようになり、その他のジャッジやシグナルも、以前に比べて、かなりはっきり示せるようになってきたようです!
但し、オフサイドでフラッグを上げた後のシグナル(近い・真ん中・遠い、それぞれ位置を示す)が曖昧だったり、コーナーキックのフラッグの示し方(ゴールラインまでボールを追ったあとコーナーアークを示す)、コーナーキックが反対側で行われる際の立ち位置(コーナーフラッグの内側に入る)も曖昧であるなど、再確認が必要な点がありました。
そのような細かい点については、次回の講習会で、更なるレベルアップを図っていきたいと考えています。
また、主審については、久しぶりに行う指導部も・・・。攻守の切り替えに対して一瞬の遅れを感じることもあり、今後、運動量を増やし、素早い判断を行えるよう、審判部指導者として改めて鍛えるべき点あり~と感じたようです。
11月2日(土)午前練習時、長坂台小学校体育館において、3部とJr部向けに、フットサル審判講習会が開催されます。
今回は、F4級をお持ちの副団長に、ご指導いただく予定です。
審判部の方以外でも、興味があれば、是非覘いてみてください。
また、関係者の皆さん、ご協力に感謝致します !
【試合の勝者を決定するためのペナルティキック】
試合の勝敗を決定するためのPKを行う場合、主審はPKを行うゴールを決めます。そして、コイントスの勝者に先に蹴るか後に蹴るかを決めさせます。
★PKは、交代要員も含めたすべての競技者が行うことができます。但し、両チームの人数が異なる場合は、少ない方に合わせます。その場合、キッカーからGKを抜いても構いません。主審はPKを始める前に、両チームの人数が合っているか、確認する必要があります。
★通常のPKは5人ずつ、決まらなければサドンデスで行いますが、実際の大会では異なる場合があるので、必ず要綱を確認してください。
◎主審:ゴールから2m離れたゴールライン上に位置し、ボールの行方やGKの監視をする。
◎第2審判:ペナルティマーク横の延長線上に約3m離れて位置し、ボールが正しく置かれ、キッカーとGKが正しい位置についているかを確認する。
◎キッカーの味方GK:交代ゾーン(ベンチ)と反対側のペナルティマークから5m離れたところに位置する。
※第2審判とキッカーの味方GKは、ペナルティマークを隔てて向かい合う形になる。
◎両GKとキッカー以外の競技者:反対側のハーフ内にいなければならない。
※第3審判がいれば、センターサークルのところでそれを監視します。
○ボールはペナルティマーク上に置き、静止させた状態で蹴らなければならない。
○GKは、ボールが蹴られるまで、キッカーに面して両ゴールポスト間のゴールライン上にいなければならない。
【ドロップボール】
不測の事態(怪我やボールが破裂するなど)でプレーを停止した場合、ドロップボールで再開されます。ボールをドロップして、ピッチに触れた時にインプレーとなるため、ピッチに触れる前に競技者がボールに触れた場合はやり直しとなります。
また、直接得点はできず、蹴った競技者の相手ゴールに入ってもゴールクリアランスで再開、自分のゴールに入ったら、相手チームのコーナーキックとなります。
【退場者が出た場合の競技者の補充】
著しく不正なプレーや決定的な得点の機会の阻止があった場合など、退場(レッドカード)となりますが、2分間経過したら、競技者を補充できることになっています。
但し
○2分を経過する前に、人数の多いチームが得点した場合は、競技者を一人補充できる。
○2分を経過する前に、人数の少ないチームが得点した場合は、補充はされない。
○両チームとも退場者があり、同数で試合を行っている場合は、得点があっても競技者は補充されない。
【シュート後の時間の追加】
シュートしたあと、終了のブザーが鳴り、ボールがピッチ内にあった場合、その行方を確認するまで時間は延長されることになります。
○直接、またはGK・ゴールポストやクロスバー・守備側競技者に当たってゴールイン→得点を認める。
○上記と同様の場合でゴールしない、またはGKや守備側競技者がボールを止めた(味方競技者が触れた)→終了。
○壁無しFK・PKとなる反則が起こる→時間を延長して行う。
○上記以外の反則、ボールが境界線を越えた→終了。
【笛の使い方】
★必ず吹く場合は、◎試合の開始 ◎得点後の試合の再開 ◎試合の終了 ◎FK・PKのためにプレーを停止する時 ◎その他試合の一時的な中断 ◎規定の距離を離す必要がある場合のFKでの再開 ◎累積ファール6つ目からの壁無しFK・PKを行う時 などです。
★吹く必要がないのは、◎ゴールクリアランス、コーナーキック、キックインでプレーを停止する、及び再開する時 ◎フリーキックで5mの距離を要求されなかった場合の再開 ◎得点の時 とされています。
※但し、ラインから出たことが競技者にわかりにくいと判断した際は、笛を吹いて知らせるべきです。
※※得点があった際には、笛を吹く必要が無いとされていますが、少年サッカーの場合は(特に金沢市)、吹いて知らせるべきとされています。
【その他】
○フットサルにオフサイドはありません。
○現ルールでは、きれいにボールに行っているスライディングタックルはファールではありません。
◎少年フットサルの試合はランニングタイムで行われる場合がほとんどなので、ファールが多いのは試合時間の浪費につながります。よって、事前に起こらないようにする対策も必要かと思われます。たとえば、4秒ルールで時間稼ぎをしそうな場合「カウント始めます」と声をかける、キックインの場所の間違いが起こらないために、素早くそこまで移動して位置を示す、等など。
以上、フットサルの試合において、審判を行うために必要最低限程度のルールを解説してきました。詳しく知りたい方は、各部審判部の担当指導者や、資格をお持ちの副団長にお尋ねください。また、間違いに気付かれた方は、お手数ですが、審判部事務局までお知らせ願います!
尚、5回にわたってアップしてまいりましたフットサル競技規則解説とほぼ同様の内容で、A4両面印刷3枚の文書をまとめましたので、順次各部にいきわたるよう手配する予定です。
今日は、フリーキックについて解説します。
【直接FK】 ※累積ファールとなる・4秒ルール適用
直接FKとなる反則は、基本的にサッカーと同じです。ペナルティエリア内でその反則を起こしたら、PKとなります。
シグナルは、確認した審判が笛を吹き、キックが行われる方向に向けて一方の手を水平に伸ばし、他方の手でピッチ面を指します。キックの準備が整ったら、FKを行う場所の延長線上のタッチラインに位置し、4秒のカウントを意識します。(動作は行わない!)もう一人の審判は、後方から2人目の相手競技者のライン(ゴールに近い場合はゴールライン)のあたりに位置します。
○ボールは静止していなければやり直しとなる。
○相手競技者は、5m離れなければならない。
○ペナルティエリア内で守備側チームに与えられたFKは、ペナルティエリア内の任意の地点から行うことができ、その外に直接蹴りだされた時に、インプレーとなる。
○キッカーがキックした後、他の競技者が触れる前に再びボールに触れたら、相手チームに間接FKが与えられる。
【間接FK】 ※累積ファールではない・4秒ルール適用
反則を確認して笛を吹いた後、両方の審判が、片手を上にあげて間接FKであることを示します。上げた手は、ボールが蹴られて他の競技者に触れるかアウトオブプレーになるまで上げ続けます。4秒ルールは適用されるので、数える動作はしませんが、カウントは意識します。位置取りは、直接FKに準じます。
○間接FKからは、直接得点は出来ない。相手ゴールに入ったらゴールクリアランス、自分のゴールに入ったらコーナーキックが相手チームに与えられる。
尚、間接FKとなるフットサル特有のルールがありますので、以下に気付いたものを掲げておきます。
◎GKから出たボール(ゴールクリアランス・キックイン・FK)に対して相手競技者が一度も触れていないまま、味方競技者が意図的にGKに向けてプレー(ヘッドも含む!)したボールに、自分のハーフ内で再び触れた(足でも!)場合。
注①:途中で相手競技者が触れていたら、バックパスについてはサッカーと同様のルールとなる。
注②:相手競技者が触れないままであっても、相手ハーフ内でGKがボールを受けるのはOK。
◎GKが手で投げた後、または足で蹴ったあと、直接ハーフウェーラインを越えた場合。
○交代の際、交代ゾーン以外で行った場合や、ビブスを投げ渡した場合。
○キックイン、ゴールクリアランス、フリーキック、GKの自陣内でのボールキープにおける、4秒ルールの反則。
【ペナルティキック】 ※累積ファールとなる・4秒ルール適用なし
直接FKで罰せられるファールがペナルティエリア内で守備側チームに起こった場合、ペナルティキックが相手チームに与えられます。審判は、笛を吹いてプレーを止め、ペナルティマークを指します。PKの準備が整ったら、横(タッチライン)へ移動してPKを監視し、他方の審判は、ゴールライン上の、ペナルティエリアラインとの交点に位置し、ゴールを監視します。
○キッカーは特定され、ボールは前方に蹴られた時にインプレーとなる。
○キッカーは、他の競技者が触れる前に、ボールに触れてはならない。
○キッカーと相手GK以外の競技者は、ペナルティマークより後方にいて、5m離れなければならない。
○GKは、ボールが蹴られるまで、キッカーに面して両ゴールポストの間のゴールライン上にいなければならない。
【累積ファール6つ目からの壁無しの直接フリーキック】 ※4秒ルール適用
笛を吹いてプレーを止め、第2ペナルティマークを指します。その後の位置取りは、PKに準じます。但し、4秒ルールが適用されますので、動作はしませんが、カウントは意識しなければなりません。
○直接FK(PK)は前後半それぞれで累積され、6つ目からは、得点を狙った直接FKが与えられる。
○前半の累積ファールは後半に持ち越さない。但し、延長戦が行われる場合、後半の分は、延長戦終了まで持ち越される。
○守備側チームは、壁を作れない。
○キッカーは特定され、得点を狙ってキックする。
○キッカーは、GKがボールに触れるか、ゴールポストかクロスバーにボールが跳ね返った後でなければ、再びボールに触れてはならない。
○GKは、ペナルティエリア内で、ボールから5m離れなければならない。
○他の競技者は、ボールより後方にいて、5m離れなければならない。
◎フリーキックは第2ペナルティマークから行われるが、違反があった場所が、ペナルティエリア外で且つ、第2ペナルティマークより前方であった場合、違反があった地点を選択することができる。
≪付記~PK・壁無しFKが正しく行われなかった際の対応について≫
以下、「違反者」→「ゴールに入った○か否×か」→「対応」を示します。
① GK・守備側競技者→○→得点を認める
② GK・守備側競技者→×→やり直し
③ キッカー→○×→相手チームの間接FK
④ 攻撃側競技者→○→やり直し
⑤ 攻撃側競技者→×→相手チームの間接FK
⑥ 攻撃・守備競技者が同時に→○×→やり直し
次回、試合の勝者を決めるペナルティキック、そのほか気付いた点について、記したいと考えています。